井岡一翔(いおか かずと)選手の初防衛戦を見ていた。
実は初めて見るボクシングのフルラウンド。そもそもボクシングに興味はなかったものの、彼の顔を見ているとどうしても応援したくなった。
相手はメキシコのフェルナンデス選手。彼は世界ランク一位の選手と言うことだった。
今回井岡選手はフェルナンデス選手を破れば、名実ともに世界一位となる試合だった。
結果、初防衛成功。「怒濤のファイト」というよりは「堅実なファイト」を見せてくれた。
井岡選手のファイトを見て、彼の努力ぶりがうかがえる。
おそらく彼は、基本を忠実に繰り返してマシンのように戦うタイプだと思う。
おなじことを繰り返し、型を作った上で相手のスキを狙う。
スキが出来た瞬間、今までの堅いプレイは何だったのかと目を疑うほどの鋭いパンチを繰り出す。
基本スタイルはこれだけなのだが、その基礎力が高すぎて相手も攻めるに攻められない状態だった。
彼は、毎日40キロの走り込みを欠かさないという。
ボクサーに大切なのは基礎体力。それを生み出すためにはやはり走り込みがポイントなのだそうだが、それでも40キロを毎日となると生半可な気持ちでは続かない。
彼の強さはこの継続力から生まれてくるのだろう。


